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デザインの新風、クリスチャンディオールのデザイナーとしての誕生は1946年、40歳を迎えたときでした。大学卒業後に始めた画廊経営はアメリカ大恐慌のため閉鎖。それ以降、失意のどん底にいたディオールが、偶然にも当時「コットン王」と呼ばれていたマルセル・ブサックと出会い、パリ・モンテニュー通り30番地に長年夢を見てきた「クリスチャン・ディオール・オートクチュール・メゾン」を誕生させました。ディオールがプサックに会いに行く途中、道に落ちていた星型につまずき、それを拾ってポケットに入れたままメゾン設立の夢を語ったことから、星はディオールのラッキーモチーフとなり、その後も様々なデザインに登場することになります。
1947年 2月12日に「コロール(花冠)ライン」を発表。細くくびれたウエスト、美しくシェイプされた豊かな胸、そしてたっぷりとしたロングスカートドレス…。モードの歴史を変えるほど衝撃的なデビューを飾りました。後に雑誌「ハーパース・バザー」の編集長が「ニュールック」と命名して以来1950年代
パーティカルライン、 オーバル、シニュアス、 チューリップ 、Hライン 、 Aラインと発表しつづけ、「モードの王」として君臨しました。
しかし1957年 クリスチャン・ディオールは53歳の若さで心臓発作により死去。
後継者には彼の右腕として活躍していた若干21歳のイヴ・サンローランが継承することになりました。
その後、マルク・ボアン、ジャンフランコ・フェレと引き継がれ、1997年からはジョン・ガリアーノがデザイナーとして君臨しています。ガリアーノがデザインするディオールは今までの上品で繊細な女らしさを残しつつ、ドラマティックでフェミニンな新しいディオールを誕生させる歴史的なものになりました。これからのディオールも必ず私たちの期待に応えてくれることでしょう。 |